不用品回収・遺品整理・粗大ゴミ回収
 

不用品回収業者の見分け方!

人生には様々なターニングポイントがあります。
入学や卒業・就職・結婚・出産・親の死など人生の岐路に立った時に転居や住居の片づけは意外にも切っても切れない関係です。免許証の変更や住民票の移動など社会的な手続きにとらわれがちですが、一番厄介なイベントは「片づけ」ではないでしょうか?要不用の仕分けが終わったら次に浮上するのは不用品の処理になります。
日々の生活で出るゴミであれば決まった日時に町内のゴミ回収拠点に出せば良いですが、量が半端ない・不用品の可燃不燃の仕分けが難しいなど問題は山積みです。

大きな家具が2つ3つ程度であれば自治体の行政サービスや買取業者の出張買取を利用するなど考えられますが、実際問題として大小様々な不用品が出てきます。明らかに未使用品で価値が高そうな物や貴金属なら民間の買取業者を利用しますが、使用していた本人以外は価値を見出せない物や古くて誰も欲しがらないであろう物など扱いに困る物の方が大多数になるはずです。

そこで不用品回収の業者を利用する事を考慮しますが、利用会社を選ぶ際のポイントはいくつかあります。

1つ目はキチンと見積もりして契約を結べる業者か?です。基本的なポイントですが最も重要で、一番の条件になります。見積する事は当たり前ですが、作業後に追加料金が発生する可能性があるのか・価値がある物は買取して料金から差し引いてくれるのかなど確認すべき事項は多いです。
料金に関する事が一番トラブルになるケースが多いので確認しておきましょう。他に家具の解体や可燃不燃の仕分けをすると割引になる場合もあるので料金形態については細かい部分までチェックします。

2つ目は資格を有する業者か?です。不用品を扱う許可を自治体から受けているかも大事ですが「遺品整理士」という資格がある事を知りましょう。親や親戚の死で実家を整理しないといけない状況になった場合に遺品整理士がいる事で整理に関する様々な相談が可能です。細やかな相談体制だけでなく廃棄業者や清掃業者など関連する業種と連携してくれるので依頼主が1つ1つ依頼する心配がありません。
ただし遺品整理士がいれば一番良いかもしれませんが、いないからと言って不良業者ではないので注意します。業者が相談者にキチンとした対応をしているかどうかを見極めるのは相談者自身です。誠意を感じる態度や話し方をしているか?契約をゴリ押ししてこないか?など客観的に判断します。

3つ目は特殊な不用品があるかないかです。特殊とは処分費用が発生する物で、家電では冷蔵庫やテレビ・パソコンなど法的にリサイクル料金が決まっている物があります。不用品回収業者に依頼する際にはリサイクル料金の他に運賃もかかりますので、小型で1人で運べる物は自分で処分するのも手です。
またピアノやバイクのように専門の買取業者がある物は専門業者を優先的に利用します。処分料金だけでなく買取料金も期待できますので、一度相談しましょう。面倒だから全部1つの業者に任せたいと思うかもしれませんが、専門業者がある物は利用できるかどうか確認し高額買取してもらうと処分費用の足しにできます。

4つ目は忙しい時は不用品回収を引っ越し業者に依頼する事です。不用品が発生するのは転居時が多く、忙しく隙間時間を使って引っ越しの荷造りはできても不用品を処分する時間も費用もないケースがたくさんあります。
引っ越し業者を利用する事で時間を短縮できますし、明快な見積もりで面倒な業者探しをせずに済むので意外と節約でき「時は金なり」です。実際は引っ越し業者が直接自治体の処分場に持ち込んだり、リサイクル業者に依頼します。
また運搬に使う段ボールは引っ越し業者が無料で回収してくれる可能性が高いので、見積もり時に確認する事が大事です。引っ越し業者の場合は特殊な不用品処分や買取はしていないので注意します。

5つ目はパソコンの処分です。先ほどパソコンはリサイクル料金がかかる特殊な物だと説明しましたが、不用品回収にだす前にデータの移行やバックアップなどを確実に行ったかどうか確認します。回収業者の手に渡った後は細かい部品まで解体されてしまいますので、データ管理を徹底し後悔しないようにしましょう。パソコンにはプリンタなどUSBでつなぐ機器もたくさんありますが、細かい周辺機器も不用品回収業者に依頼すると一度に処分できるので便利です。

賃貸住宅で遺品整理を依頼する場合は退去日など期限が設けられているのでスピードを求める時は不用品回収業者を選ぶと良いかもしれません。「自分でやれば無料じゃないか」と思う方もいますが、想像している以上に重労働で時間もかかり「最初から業者に依頼すれば良かった」と思う方がほとんどです。
遺品整理が大変なのはゴミ屋敷ばかりではありません。普通に生活していた家でも思い出や細々とした物であふれています。思い出を他人に雑に扱って欲しくないと思って躊躇する方もいますが、キチンとした業者に依頼すれば問題ありません。